遊戯王のルール

マスタールール4での変更点

カードスリーブ

2016年2月23日現在で現状公開されている限りのマスタールール3から変更された部分について解説します。

変更点

  1. エクストラモンスターゾーンが新設され、今までのモンスターゾーンはメインモンスターゾーンと呼ぶようになりました。
  2. ペンデュラムゾーンを廃止し、魔法罠ゾーンの両端にペンデュラムモンスターを置いた場合ペンデュラムゾーンとして機能します(ペンデュラムモンスターを置いてない場合は魔法罠ゾーンとして扱います)。
  3. 既存のエクストラデッキから正規に特殊召喚するモンスターはエクストラモンスターゾーンに特殊召喚し、リンクモンスターがいない場合はエクストラモンスターゾーンにしか置けません。
  4. リンク召喚が新しく行えるようになりました。


  5. リンクモンスターの矢印を示した場所であれば、エクストラデッキの正規に特殊召喚するモンスターを特殊召喚する事ができます。
  6. エクストラモンスターゾーンは2か所ありますが、プレイヤーは各々片方しか使用することは出来ません。どちらを使用するかは先にエクストラデッキから特殊召喚するプレイヤーの任意になります。
  7. 一度墓地に送られたエクストラデッキから特殊召喚されたモンスターは再びフィールドに特殊召喚される場合はメインモンスターゾーンに置きます。
  8. サイバース族が新しく種族として登場します。


リンク召喚について

感覚としてはチューナーを使用しないシンクロ召喚に近いです。
フィールドの表側表示モンスターを素材として行いますが、「LINK-n」のモンスターをリンク召喚するにはn個分のリンク素材が必要になり、基本的にモンスター1はリンク素材1分として数えます。これはカード右下に記載してあります。また、リンク素材として使用できるモンスターの条件は、リンクモンスターの種族の下に書かれています。
「デコード・トーカー」で見てみるとわかりやすいでしょう。
リンク素材は効果モンスター2体以上ですが、LINK-3のリンク素材を必要としているため、効果モンスターを3体用意するか、LINK-2のモンスター1体と効果モンスター1体をリンク素材にすることでリンク召喚が可能となります。


リンクモンスターについて

リンクモンスターは守備力が存在しないため、守備表示になることはありません。したがって、月の書等で裏側守備になることもなければ、特殊召喚する際に守備表示で出すこともできません。
リンクモンスターの矢印はリンクマーカーと言います。リンクマーカーの指し示す先であれば、エクストラゾーンでなくてもエクストラデッキのモンスターを特殊召喚する事ができるようになります。

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